夢のマイホームを諦めていた皆様に朗報です。
消費税増税(8%→10%)が延期される可能性が出てきました。
駆け込みでマイホームを購入することに抵抗があり、躊躇していた方々にとっては、じっくりと検討してマイホームを購入できるため、この上ないチャンスです。
しかし、喜んでばかりはいられません。
建築業界は、大きな問題となった「2005年姉歯元一級建築士による耐震偽装問題」に始まり、記憶に新しい「旭化成建材の杭打ちデータ改ざん問題」、「羽田空港C滑走路の耐震強化工事のデータ改ざん問題」など、一級建築士や大手ゼネコンでも安心できない業界です。
これは、戸建て住宅でも同様です。いえ、もっと酷いかもしれません。
偽装や改ざんだけでなく、管理ミスや施工不良などの建築不具合を含めると、日常茶飯事のように発生しているのが現状です。
それが施主の耳に入るのは、ごくごく一部なのです。
つまり、現場を知らない社長と、職人上がりで現場を熟知している社長ではどっちが安心ですか?
営業と設計、施工担当者がバラバラな会社と、営業から設計・施工まで一人で担当する会社では?
派遣の現場監督と、社員の現場監督では?
臨時雇いの大工と、常勤の大工では?
まだまだあります。
雨の日でも基礎のコンクリートを打設する業者は?
雨の日でも棟上げする工務店は?
敷地内でタバコを吸う職人は?
土足で現場に入る職人は?
あげるとキリがないです。
ようするに、自分の目でその会社や工務店を見極めるしかないのです。
少なくとも、「この施主は細かくてうるさいな」と思わせて最大限注意喚起させるべきです。
偽装や改ざんを除いて、ほとんどは管理ミスや施工不良なのですから、しっかり管理させる、注意して丁寧に作業させるだけで、ずいぶんと仕上がりが変わるからです。
住宅建築現場監督経験がある2級建築施工管理技士の大久保がアドバイス致します。
これからマイホームを建てようと考えている方だけでなく、すでに着工している方も、是非、アンクルへお越しください。
もちろん住宅相談は無料です。
では、マイホームを建てたい人はどうすればよいのでしょうか?
毎日のように建築現場に足を運ぶ?
現場を見ても、素人が分かるような不具合はほとんどありません。
では、プロに代行してもらって現場をチェックする?
いくらプロでも作業が終わって不具合の個所が隠れてしまったら、もう見つけることはできません。
ではどうしたら?
信頼できるハウスメーカーや工務店に依頼することです。
大手とか、名前が通っているという意味では無くて、社長の信念、組織・管理体制、現場管理、施工手順などが理にかなっているか、その通り行われているか、ということです。